アルプスの鉱物探求者のロマンと2021年新誕生石への昇格
スフェーンは18世紀後半、スイス・アルプス山脈の険しい氷河の裂け目で水晶を探し求めていたクリスタル・ハンター(シュトラーラー)たちによって発見されました。雪深い岩壁で強烈な虹色の火花を散らすくさび型の結晶は、まるで「氷に閉じ込められた太陽の破片」として畏怖されました。1795年、チタン元素の発見者でもあるドイツの化学者クラプロートによって正式にチタナイトと命名されました。 長年、圧倒的な美しさを誇りながらも産出量の少なさからコアな鉱物愛好家の間でのみ取引される「幻のコレクターズストーン」でしたが、2021年、日本ジュエリー協会が63年ぶりに誕生石を大改訂した際、**7月の新誕生石**として正式に制定され、一躍世界的なトレンドの主役に躍り出ました。ダイヤモンドをも凌ぐそのファイヤーは、今や最高峰ジュエラーの憧れの的となっています。











































































































